ボランティア活動報告:青少年委員

『共に生きる―他者との関わり合い』

(2007年10月25日)

湯島健全育成会

最近の子どもたちの遊び方を見ていると、昔の我々の時代と違って、少人数で遊ぶ傾向が増えています。例えばゲーム機のコントローラーの数や子ども部屋の広さなどの影響で仲間が限定され、大きなグループで遊ぶ機会が少なくなってしまいました。このような環境の中では、社会に出て多くの人と接するときに必要とされるルールやマナーを教わるチャンスも少くなってしまいます。

昔は、広場に近所の子どもたちが集まると、グループの中に必ずガキ大将がいて、良い意味でそのグループを仕切っていました。その中でけんかがあったり、誰かが弱いものいじめをすると、決まってガキ大将が仲裁に入り、そのグループの規律を維持し、次の世代へとつなげていきました。それが子どもの社会であり、大人になる為のステップでもあり、理屈ではなく、遊びの中で自然と身に付いていました。

 しかし、現在ではグループで遊ぶ機会も少なく、むしろ他人との関わりを嫌うといった傾向まで出てきました。他人と関わるということは気を使うこともあり、我慢することもあり、自分のペースを崩されることもあります。大人も含め、人付き合いが苦手な人が増えているのは事実です。実際にコミュニケーション能力の低下や感情表現の欠如が原因と思われる事件が増え、ニュースなどで報道されるたびに心を痛めております。

では、どのような対策があるのでしょうか。その一つとして、まず地域周辺の行事に目を向け、現状から一歩踏み出して、勇気を持って行事に参加し、縦割りのグループという小さな社会を体験することでしょう。地域の行事や行政の行事、校庭開放など自分と異世代の人々と接することが社会勉強につながります。大人はもちろんお子さんにも積極的に社会参加をさせていただき、より多くの人と知り合い、そこでいろいろなことを見て聞いて感じることが、自然と共存共栄のスキルアップにつながります。是非、自ら考え行動できる、いわゆる『生きる力』を育てるための環境に一歩踏み出して、飛び込んでいくことをお奨めします。

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